社会明るくしたラブコメ「恋はつづくよどこまでも」
社会明るくしたラブコメ 新型コロナウイルスの影響で、社会全体がどんよりとした空気に包まれている。マスクのせいなのか、街の中で笑い声を聞くことも少ない。 そんな暗い数カ月、小さな救いとなったのが、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)である。画期的とか斬新とか、そういうドラマではない。...
View Article驚異的映像のオンパレード「スローな武士にしてくれ」
内野聖陽さんが演じる村田茂雄が演じた近藤勇 NHK「スローな武士にしてくれ」 驚異的映像のオンパレード 20日夜、内野聖陽主演「スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~」がNHK総合で放送された。...
View Articleついに『やすらぎの刻~道』完結…倉本ドラマは「名言」の宝庫である
ついに『やすらぎの刻~道』完結 倉本ドラマは「名言」の宝庫である ゴール間近の『やすらぎの刻(とき)~道』 昨年4月にスタートした、帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日)。1年間という長丁場も、いよいよゴールが近づいてきた。...
View Article週刊朝日で、「コロナ自粛でコンテンツ無料配信」について解説
コンテンツ無料配信企業続々 「コロナ自粛のなか」自宅で楽しむ 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大人も子どもも自宅で過ごす時間が増える傾向にあるなか、動画や漫画といったコンテンツを無料配信する企業が続々と現れている(エイベックスを除き、情報は3月19日現在のもの)。...
View Article今期冬ドラを振り返る 圧巻の吸引力「テセウスの船」ほか
<週刊テレビ評> 今期冬ドラを振り返る 圧巻の吸引力「テセウスの船」 最終回が放送された今期の冬ドラマのベスト3を紹介したい。...
View Article読売新聞で、志村けんさんについて解説
碓井広義・上智大教授(メディア文化論)は、 「ドリフターズでは、後発で最年少だった志村さんは、即興的な笑いで独自性を出して人気者になった。個人でも舞台でお笑いを続け、観客の反応によって芸を考えていた。『変なおじさん』としてコントの笑いを追求した『求道(ぐどう)者』だった」 と話した。 (読売新聞 2020.03.31)
View Articleテレ東「コタキ兄弟と四苦八苦」は1-3月期の隠れた秀作
古舘寛治×滝藤賢一 テレ東「コタキ兄弟と四苦八苦」は 1-3月期の隠れた秀作 先週、最終回を迎えた「コタキ兄弟と四苦八苦」。兄の古滝一路(古舘寛治)は元予備校講師で現在無職の独身。弟の二路(滝藤賢一)は妻子持ちだが離婚の危機。兄が一人で住む実家に、弟が転がり込んできたことで物語が動きだした。...
View Article『倉本聰の言葉 ドラマの中の名言』 印南敦史さんの書評
印南敦史さんが書かれた、『倉本聰の言葉 ドラマの中の名言』(新潮新書)の書評が、「サライ.jp」に掲載されました。 印南さん、ありがとうございます。 時代を超えて大きな説得力を持つ 「倉本聰の言葉 ドラマの中の名言」 文/印南敦史 メディア文化評論家である『倉本聰の言葉 ドラマの中の名言』(碓井広義...
View Articleデイリー新潮で「麒麟がくる」染谷将太の信長について解説
「麒麟がくる」 “染谷将太の織田信長”に賛否 敢えて違和感を狙った起用のワケ “丸顔”に信長は無理? NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主役といえば、明智光秀役の長谷川博己(43)だ。しかし、最近は織田信長役の染谷将太(27)に大きな注目が集まっている。そのナゾを解くキーワードは“違和感”のようだ。...
View Article完結した「やすらぎの刻~道」 見る側に残る数々の台詞
<碓井広義の放送時評> 完結した「やすらぎの刻~道」 見る側に残る数々の台詞 倉本聰の脚本による「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日-HTB)が幕を閉じた。昨年4月から1年間、平日に毎日放送されてきた一種の大河ドラマだ。しかも2017年の「やすらぎの郷」の続編である「やすらぎ」パートと、昭和から令和までを貫く「道」パートの二重構造という意欲作だった。...
View Article言葉の備忘録139 たったいま・・・
実相寺昭雄監督所蔵品 「即今(そっこん)、当処(とうしょ)、自己(じこ)」 たったいま、 その瞬間に、 その場所、 場面で、 自分がやるべきこと、 できることを、 精いっぱいやっていく。 枡野俊明 『定命(じょうみょう)を生きる』
View Article【書評した本】 『にっぽんアニメ創生記』
“ブルドッグと猪狩り”だった 日本製商業アニメの第一号 『にっぽんアニメ創生記』 渡辺泰、松本夏樹、フレデリック・S・リッテン、中川譲 集英社 2860円...
View Article言葉の備忘録140 節目って・・・
実相寺昭雄監督所蔵 節目って 大事なことなの。 だらだらしてないで、 ピリオドを打っていかないと いけないんだよ。 細野晴臣『とまっていた時計がまたうごきはじめた』
View Article黒柳徹子さんの真骨頂 「ウーバーイーツ」CM
ウーバージャパン「ウーバーイーツ」 自分らしさ譲らぬ「徹子」真骨頂 日本でテレビ放送が始まったのは1953年。その当時から黒柳徹子さんはテレビの中にいた。 初めて画面で見たのは小学1年生だった61年だ。ドラマ「若い季節」(NHK)、音楽バラエティー「夢で逢いましょう」(同)などの人気番組を掛け持ちしていた。 そして60年後の現在も「徹子の部屋」(テレビ朝日系)を続けている。驚異的なことだ。...
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