『24時間テレビ』と『バリバラ』は、vs.じゃなくてwith!?
『24時間テレビ』は今年も、愛で地球を救っていた!? 先日、毎年恒例の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が放送されました。テーマは「告白~勇気を出して伝えよう~」。...
View Article日経MJに書いた、女優・清野菜名(せいのなな)さんのこと
日経MJ(日経流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。 今回は、DODA〔デューダ〕「それぞれの転職」篇について書きました。 DODA「それぞれの転職」篇 注目の若手女優 はつらつと好演 あるテレビ局の役員と雑談中、「最近注目している若手女優は?」と聞かれた。とっさに挙げたのが清野菜名(せいのなな)さんだ。...
View Articleこの夏の”企画賞”ドラマと、”熱演賞”俳優
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、ドラマ下北沢ダイハード」と「香川照之の昆虫すごいぜ!」について書きました。 この夏の企画賞「下北沢ダイハード」 熱演賞は「昆虫すごいぜ!」の香川照之...
View Article24時間パロディも Eテレ「バリバラ」が伝えた障害者の本音
日刊ゲンダイに連載中のコラム「TV見るべきものは!」。 今週は、Eテレ「バリバラ」について書きました。 Eテレ「バリバラ」 「VSじゃなく、withですから」...
View Articleゴール間近! 朝ドラ『ひよっこ』が描いてきた、「戦後史」としてのヒロイン
半年間親しんできたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』が第4コーナーを回り、今月末のゴールへと向かっています。 始まった当初は、「主人公が地味」とか、「話がなかなか進まない」とか、ややネガティブな声も聞こえましたが、結果的には「名作」と言える一本となったと思います。 谷田部みね子という等身大のヒロイン...
View ArticleWOWOW『プラージュ』は、「訳あり」と「おかしみ」が絶妙
毎日新聞のリレーコラム「週刊テレビ評」。 今回は、WOWOWのドラマ「プラージュ」 について書きました。 週刊テレビ評 WOWOW「プラージュ」 「訳あり」と「おかしみ」絶妙...
View Article『ひよっこ』 戦後史を生きるヒロイン
憲法と歩むヒロイン NHK連続テレビ小説「ひよっこ」が今月末のゴールへと向かっている。始まった当初は「主人公が地味」「話が進まない」といった声も聞こえたが、結果的には名作と言える一本となった。...
View Article朝日新聞で、「コメンテーターの降板」について解説
【メディアタイムズ】 情報番組 発言の修正要求? 降板のコメンテーター「告発」 意見の幅 狭まる懸念 番組の責任者から発言内容の修正を求められていた――。日本テレビ系の情報番組を降板するコメンテーターのこんなツイートが話題になっている。真相がはっきりしないままメディア不信が広がり、言論空間が細ってしまう、と危惧の声も出ている。...
View Article書評した本: 清武英利 『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 汚職事件を追う刑事たち 真剣勝負の熱き魂 清武英利 『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』 講談社 1,944円...
View Article上川隆也と京都の風景が生きる「遺留捜査」
日刊ゲンダイに連載中のコラム「TV見るべきものは!」。 今週は、テレビ朝日系「遺留捜査」について書きました。 テレビ朝日系「遺留捜査」 上川隆也の飄々とした雰囲気と 京都の風景が物語を補っている 主人公の糸村刑事(上川隆也)が、遺留品への並外れた“こだわり”によって事件を解決していく「遺留捜査」。東日本大震災の年に始まったこのドラマも、今回で第4シリーズとなる。...
View Articleある「本屋さん」をめぐる記憶
昨日、大学院の9月入試がありました。筆記試験と口述試験が終わり、研究室に戻った時、ふと「帰りに銀座の本屋さんに寄って行こう」と思ったんです。まだ明るい夕方。四谷から銀座まで、地下鉄でわずか8分。 ちょっとウキウキした数秒後、「そうか、あそこはもうないんだ」と気づきました。何十年も通っていた本屋さんは、もうずっと前になくなっていました。...
View Articleあと2週の『ひよっこ』、果たして「お父ちゃん」の記憶は戻るのか!?
物語としての「決着」 朝ドラ『ひよっこ』も、あと2週を残すのみ。大団円へと向かっています。半年間におよんだドラマも、この時期になると、展開したエピソードや出来事に対して、物語としての「決着」をつけていかなくてはなりません。...
View Article書評した本: 鎌田 慧 『声なき人々の戦後史』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 鎌田 慧 『声なき人々の戦後史』上・下 藤原書店 各3024円 『自動車絶望工場』などのルポルタージュで知られる著者が、半世紀以上にわたる活動の軌跡を振り返った。取材対象である現場に潜り込み、実際に体験するという「手法」の内幕が明かされる。一貫しているのは権力や支配に対する反骨精神と市民への共感だ。 飯島敏宏+千束北男...
View Article800万アクセスに感謝です!
本日、この「碓井広義ブログ」のアクセス数が、トータルで800万を超えました。 700万到達が昨年の9月でしたので、この1年間で、プラス100万ということになります。 ありがとうございます! 800万という数字は大きすぎて、実感はあまりないのですが、とにかく、読んでくださっている皆さんに感謝です。...
View Article実力派3人出演「琥珀」 濃密な情感は浅田ドラマの醍醐味
テレビ東京系 浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」 濃密な情感こそ浅田ドラマの醍醐味だ 先週金曜の夜、浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」(テレビ東京系)が放送された。放火殺人事件の容疑者で25年間も逃亡を続けている男。そんな過去を知らないまま、男を好きになった人妻。2人が暮らす北陸の港町に、突然刑事が現れて……という物語だ。...
View Article