NHK「ひよっこ2」の懐かしさ
NHK「ひよっこ2」の懐かしさ 2年後も有村架純に会いたい わずか2年前の朝ドラなのに、どうしてこんなに懐かしいのだろう。先週放送されたNHK「ひよっこ2」全4話だ。 ドラマの中の時間も2年が過ぎていて、大阪万博があった1970(昭和45)年が舞台。...
View Articleポストセブンで、「脚本家・倉本聰のこだわり」について解説
倉本聰が貫くこだわり 台詞を変えた寺尾聰を二度と起用せず 『北の国から』(フジテレビ系)をはじめとする数々の名作を生み出してきたドラマ界の巨匠・倉本聰氏(84才)。4月から始まる“昼ドラ”『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)の脚本を手がけることでも話題を集めている。倉本氏が約60年も脚本家として活躍を続けられるのはなぜか――。...
View Article書評した本:『変容するNHK~「忖度」とモラル崩壊の現場』他
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 川本裕司 『変容するNHK~「忖度」とモラル崩壊の現場』 祥伝社 1620円 「ETV特集」「ハートネットTV」など“NHKの良心”と呼ばれる番組群を制作する文化・福祉番組部が解体の危機にある。まさに“政権への忖度”だが、なぜこんなことが起きるのか。歴代会長の功罪を含め、ベテラン新聞記者がNHKの過去と現在を総括する。 古橋信孝...
View Article絶好調だった、テレビ東京の「深夜ドラマ」に拍手!
絶好調だった、 テレビ東京の「深夜ドラマ」に拍手! 1月クールで俄然光っていたのがテレビ東京の深夜ドラマです。『日本ボロ宿紀行』、『フルーツ宅配便』、そして『デザイナー渋井直人の休日』。テレ東じゃなければ出来ない、深夜ならではの名品ばかりでした。...
View Articleふるさとの本屋さんで、トーク&サイン会
ふるさとである長野県塩尻市の「中島書店」さんが、なんと、トーク&サイン会を開いてくださることになりました。ありがとうございます。 聞き手は、映画館館主で映画コラムニストの合木こずえさん。 お近くの皆さんということになりますが、よかったら、立ち寄ってみてください。(参加費無料、予約不要) どうぞよろしく、お願いいたします。 倉本聰、碓井広義 『ドラマへの遺言』...
View Article「3年A組」から「ボロ宿」まで 1月期のドラマを総括
「3年A組」から「ボロ宿」まで 1月期のドラマを総括 先月末に幕を閉じた1月期のドラマを総括したい。最も刺激的かつ挑戦的だったのは「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ―STV)だ。高校教師(菅田将暉)が自身の担任クラスの生徒たちを人質にして、教室に立てこもる。その背後には自殺した一人の女性生徒の存在があった。...
View Article週刊朝日で、「なつぞら」について解説
記念すべき100作目の朝ドラ 「なつぞら」が4月1日にスタート 広瀬すずがヒロインの奥原なつを演じる。戦争孤児となり、引き取られた先の北海道で幼少期を過ごしたなつが、上京してアニメ業界へ飛び込み奮闘する物語だ。 広瀬の魅力について、上智大学の碓井広義教授(メディア文化論)は熱っぽく語る。...
View Article『なつぞら』第1週を見て、「期待できる」朝ドラを実感!
『なつぞら』第1週を見て、 「期待できる」朝ドラを実感! 初回の冒頭は昭和30年の北海道十勝です。18歳のヒロイン・奥原なつ(広瀬)が、アニメーターとして歩んだ自分の半生の物語であることを宣言しました。 一人の「無名の少女」が、まだその仕事が世間で認知されていない頃、「アニメーター」になる話。何より、この明快さがいいじゃないですか。少なくとも、日清食品の「創業者の妻」の人生よりは興味深い。...
View Article週刊文春に、大根仁監督による『ドラマへの遺言』書評
発売中の「週刊文春」(4月18日号)に、 大根仁監督による 『ドラマへの遺言』の書評が掲載されました。 一部抜粋すると・・・...
View Article週刊新潮で、フジテレビ『砂の器』についてコメント
「土屋太鳳」も驚きの「フジ」記念ドラマでミス 字幕が遅れ続け… 松本清張の『砂の器』は、言わずと知れた不朽の名作である。フジテレビは開局60周年記念の特別企画でこの作品を取り上げたが、大きな反響を呼んだのは、字幕。最初から最後まで、字幕が数秒遅れていたのだ。...
View Article書評した本: 五木寛之 『続・孤独のすすめ』
孤独であっても人は生きていける 五木寛之 『続・孤独のすすめ』 中公新書ラクレ 842円 五木寛之『続・孤独のすすめ人生後半戦のための新たな哲学』を読了して、なぜこの本を読みたかったのか、ようやく気づいた。まさに人生の後半戦を生きている自分の考え方が、そんなに間違っていないことを確認したかったのだ。...
View Article「本の場所」でトークイベントを行いました
2019.04.13 「本の場所」トークイベント 碓井広義「倉本聰のドラマ世界」を語る。 撮影監督の中堀正夫さんと ドラマへの遺言 (新潮新書) 倉本聰、碓井広義 新潮社
View Article「週刊文春」掲載の大根仁監督『ドラマへの遺言』書評全文
倉本聰「北の国から」誕生の きっかけとなった、 北島三郎との出会い 大根仁が 『ドラマへの遺言』(倉本聰、碓井広義 著)を読む 本書は、倉本聰への自称その弟子、メディア研究家・碓井広義によるインタビューで綴られた倉本聰の人生……いや、履歴書である。...
View Article言葉の備忘録79 空想とは・・・
空想とは、 事実の世界に足をつけて 虚構の世界を想像し、 その虚構が本当だったら どうなるだろうと 考えること。 安野光雅 『安野光雅 自分の眼で見て、考える』
View Article今週末、『ドラマへの遺言』トーク&サイン会
ふるさとである長野県塩尻市の「中島書店」さんが、なんと、トーク&サイン会を開いてくださることになりました。ありがとうございます。 聞き手は、映画館館主で映画コラムニストの合木こずえさん。 お近くの皆さんということになりますが、よかったら、立ち寄ってみてください。(参加費無料、予約不要) どうぞよろしく、お願いいたします。 倉本聰、碓井広義 『ドラマへの遺言』...
View Article朝日新聞「折々のことば」で、『ドラマへの遺言』が・・・
尊敬できる人間を持ってる人間が光るんです。 尊敬される人間は別に光らない。 倉本聰 ◇ 「高倉健さんの映画は必ず上に人がいることで成立している」と、 脚本家は言う。 権力者も反逆児も「上に立つ人」がいないお山の大将。 そこがだめなんだと。 自分の不完全を知り、自分に優(まさ)る者のほうから自分を量る。...
View Articleこういう生き方もありだよね テレ東「きのう何食べた?」
テレ東「きのう何食べた?」 こういう生き方もありと思える 昨年の4月クールで話題になった「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)。また春が巡ってきて、新たな“男同士”の物語が登場した。西島秀俊&内野聖陽という刑事ドラマも出来ちゃう組み合わせによる「きのう何食べた?」(テレビ東京系)だ。...
View Article書評した本: タン・ロミ 『戦争前夜~魯迅、蒋介石の愛した日本』
魯迅と蒋介石の軌跡から掘り下げる日中激動の歴史 タン・ロミ 『戦争前夜~魯迅、蒋介石の愛した日本』 新潮社 2,482円...
View Article本日、 『ドラマへの遺言』出版記念トーク&サイン会
倉本聰、碓井広義 『ドラマへの遺言』 出版記念トーク&サイン会 「脚本家・倉本聰のドラマの世界」 トーク: 碓井広義 聞き手: 合木こずえさん 日時: 4月20日(土)14時〜 場所: 中島書店 高原通り店 塩尻市広丘高出1494-6 TEL:0263-54-3968 ドラマへの遺言 (新潮新書) 倉本聰、碓井広義 新潮社
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